今日、ジェイコブん家いくね。

ブログの趣旨もジェイコブもまだ見えない。

SONIC MANIA

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明日の夜中、SONIC MANIAに参加する。
ソニックマニアSUMMER SONICの前夜祭であり、本編であるサマソニにも参加したかったが、いろいろあって諦めることにした。
サマソニ東京会場の大トリを務めるFOO FIGHTERSは、いつかまたどこかで見たいものだ。彼らを最後に見たのは9年も前になる。

 

今年のSONIC MANIAのラインナップは個人的に嬉しいものだった。たぶん世間的にもそういう反応なのではないかと思う。カサビアン、リアムギャラガー、ショバリーダー・ワンなど。
特に楽しみにしているのはカサビアンだ。

カサビアンは本当に素晴らしいアルバムを出し続けている。YOUTUBEで見るライブ映像も堂々としていて格好良い。

 

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カサビアンがデビューしたのは僕が高校生の頃だ。
当時、雑誌でも大々的に取り上げていたし、ビッグマウスで知られるオアシスも彼らを推していた。
そんな押せ押せムードだったカサビアンだが、当時の僕はあまり好きになれなかった。
原因は、あのエレクトロ系の音だ。
単調な音がつまらなかったのか、耳障りだったのか、理由は今となっては明確ではない。確か、「バンドなのに楽器以外の音を使うなんてカラオケみたいだ」と考えていたような記憶はある。

 

しかしながら、カサビアンは世間的な評価を獲得していたし、エレクトロ系のバンドも「ニューレイブ」と評されていたクラクソンズなどが台頭してきて、盛り上がっていたため、僕はエレクトロ系が苦手であることはあまり口にしなかった。
むしろ、理解しようとエレクトロ系の音楽を積極的に聴いていた節もある。
昨今のようにネットで様々な意見を目にする機会もなかった高校生の僕は、「僕にセンスがないのだろうか…?」と不安になっていたのだ。

 

音楽なんて(僕にとっては)趣味の世界なんだから、そんなに気負うなよ、と大人の僕は思うが、高校生の僕にとっては重要なことで、必死だったのだろうと思う。
その甲斐あってか、今ではエレクトロ系の音楽は好きだし、ライブにも行く。
何より、明日はダンス系が中心となるSONIC MANIAに参加する。

 

思春期の無意味な必死さにも意味があるように思う。これは、そうであってほしいという願望なのかもしれないけど。少なくとも自分という人間を理解する材料として、あの経験は役立つような気がする。


そしてまた10年後くらいに、今日の僕を指してあの頃は青かったなどとブログに書くのかもしれない。